こんにちは、かばちゃんです!!
みなさん、お子さんに「うるさーい!!」と思ったことありませんか?
たぶん誰でもあると思います(笑)
そんな時に、どういう風に注意したら伝わるでしょう?

もうっ!!うるさいから静かにしてよ!!
このひと言で静かになれば最高ですね・・・まず無理です。
では今日は伝わらない理由とどういう風に伝えれば理解できるのかをお話していきましょう。
- 「うるさい!!」や「静かにして!!」では理解できないの?
- じゃあどうやったら伝わるの?
「うるさい!!」や「静かにして!!」では理解できないの?
結論から言うと、高確率で理解できていません。
なぜこれだけで伝わらないかというと、「うるさい!!」とか「静かにして!!」の後ろにある
「もう少し小さな声でしゃべってほしい」
が読み取れないからです。
これも日本人の悪いところだとは思うんですが、「それぐらい察しろ」ってやつですね。
いやいや、アスペルガーや自閉症の子たちの一番不得意とされるやつです。
しかも視覚支援もなく口頭指示だけではかなりハードルが高いでしょう。
具体例でいうと、たいちゃんは放課後デイや学校から帰ってきたすぐはかなりテンションが高いです。
家の中では耳が痛いぐらいの大きな声でマシンガントークを繰り広げます。
当然こちらもイライラするので、「もうっうるさい!!」ってなるわけです。
でも口頭指示だけでは伝わらない・・・で繰り返す・・・という悪循環です。
じゃあどうやったら伝わるの?
ではどうやったら効率よく本人に理解させることができるのか。
まずは視覚支援のグッズを使います。
グッズといってもそんなに何十万もするようなやつじゃないですよ。
我が家で使っているのはこういうやつです。

「声のものさし」で検索すると出てきます。
最近は通常級の一年生の教室にも張っているそうです。
支援が必要な子だけじゃなくて、みんなにわかりやすいという点では素晴らしいなと思います。
ただ、これを家に張っているだけでは意味ないです。
これをどう使うか、が重要ですね。
我が家では、声が大きくなってきたら

声大きいよ!!声のものさし見て。今の声「みんなに聞いてもらうとき」の声になってたよ。
家の中では「隣りの人と話すとき」で十分聞こえるよ。
と声掛けをします。すると

あ~・・・はーい・・・。
とけだるそうな返事が返ってきます。
でもしばらくするとまた声が大きくなるので、上記の声掛けの繰り返しです。
これをずーっと繰り返し繰り返ししてきた結果・・・。
最近では大声で話し続けることが少なくなってきました。
もちろんまだまだゼロではないし、「うるさーい!!」時も当然ありますが。
それでも、少しずつでも減ってきたのなら効果あったのかな?とも思います。
もちろん「我が家の場合は」なので、これが全員に当てはまって効果があるわけではないと思いますが。
でも視覚支援があるだけで理解できることが増えるのなら、家にこそあった方がお互い楽に暮らせるんじゃないか・・・と思います。
「家でまで・・・」と思うか「家でこそ!!」と考えるのか。
少しでも日々の暮らしが楽になればいいなと思います。
今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。
ではではっ!!