こんにちは、かばちゃんです!!
みなさんは、放課後デイや児童発達支援の「家庭連携」をご存じでしょうか?
- 名前だけは聞いたことあるけど・・・。
- 「家庭連携」ってどんなもの?
- 利用してみたいけど、利用の仕方がわからない・・・。
- どんな時に利用すればいいの?
こうした疑問にお答えします。
この記事では
- 「家庭連携」がどんなサービスなのかがわかる。
- 「家庭連携」の利用の仕方がわかる。
- 具体的にどんなときに利用すればいいのかがわかる。
ということがわかります。
この記事を書いている私は、小学生の発達障害をもつ子供を2人育てている現役ママさん!!
実際に児童発達支援と放課後デイで「家庭連携」を使ったことがあるので、よりリアルな情報をお伝えできると思います。

学校に通いながら放課後デイを利用している人、幼稚園や保育所に通いながら療育と併用している人は、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
障害のある子の保護者に対して放課後デイサービスや児童発達支援の先生が居宅等を訪問して、成長できるようサポートするために行う相談支援です。
原則として訪問場所は居宅となりますが、子供が長時間過ごす場所として保育所、幼稚園、学校が効果的であると判断された場合はこちらでの相談支援が可能となります。
その場合、保育所や幼稚園、学校の職員と連携する必要があります。
わかりやすくいうとこんな感じです。
家庭連携を行うことにより事業所側が得られる加算を「家庭連携加算」といったりもしますね。
つまり、子供が普段どんな風に過ごしているのかを見てきてくれたり、こういう場面ではこう対応した方がいいなどのアドバイスを療育のプロの観点から担任の先生に伝えてもらえたりするのです。

保護者からの話よりも、プロの意見の方が素直に聞いてくれる可能性も高いよ!!

「家庭連携」って、どんな風に利用するの?
めんどくさいんじゃないの~・・・?
そう思ってるあなた、問題ありません。
なぜなら私も何度か利用したことがありますが、めんどうな手続きは必要ないからです。
ではどういう風に進めたらいいのか、順番に見ていきましょう。
依頼は電話や連絡帳に記載でOK
まずは通っている放課後デイや児童発達支援の先生にお願いするところから始まります。
これは面談があったときやフィードバックの時間、もしくは電話で問い合わせるのがいいでしょう。
可能であれば、「児童発達支援管理責任者」の先生にお願いするのが話が早いかもしれません。

ぞくにいう「児発管(じはつかん)」と呼ばれる先生のことだね!!
もうシンプルに「学校での様子が気になるので、家庭連携をお願いできますか?」と伝えればOKです。
すると次にしてほしいアクションを先生が教えてくれます。
ここからは地域によって違うかもしれないのですが、わたしが住む地域では保護者から直接学校の先生に「家庭連携」をしたいことを伝え、その結果を放課後デイの先生に伝えるというステップをふみます。
ようは、放課後デイの先生と担任の先生との橋渡しですね。
ここまで終われば後は放課後デイの先生が直接学校に電話をして、日時の決める、ということになります。
- 放課後デイの先生に「家庭連携」をお願いしたいと伝える。
- 保護者から学校の先生に「家庭連携」をしたいことを伝える。
- 学校側の判断を放課後デイの先生に伝える。
- 放課後デイの先生が直接学校とやり取りをする。
手順としてはこんな感じです。
学校に伝えるときは、言い方に注意しよう
ひとつだけ気をつけたほうがいいことは、学校に伝えるときの言い方に気をつけるということです。
これ、どういうことかというと先生によっては外部の人が様子を見に来ることをよく思わない先生もいるからです。
よっぽど変な言い方や伝え方をしなければある程度は大丈夫だと思うのですが、ある先輩ママさんはぼくのやり方に何か問題でも?!なんて言われたそうです(汗)
だたこの先生は特別支援学校から支援学級に赴任してきた方で、かなりできる先生だったらしい・・・のですが、プライドが高かったんでしょうね。
それはさておき、実際に私はこのように連絡帳に記載しました。
これならそんなにイヤな気持ちになる先生はいないと思います。
長々と書く必要はありませんが、忙しい先生方の貴重な時間をいただくわけですから、最低限の配慮は必要ですね。
「家庭連携」を考えた方がいいとき

では、具体的にどんなときに利用するのがいいのか。
結論からいうと「子供が荒れてきだしたとき」です。
「荒れる」とひとことで言っても子供によって全然ちがうと思うので・・・
例えば、ルーティンが上手くこなせなくなる、イライラしている、物や兄弟に八つ当たり、食欲がない、元気がない、学校に行くのをイヤがる・・・ザっとあげるだけでもこんなにありますね。
後は時期的なもので、行事の前後など。
多いのが運動会の前後、入学式の後、卒業式の前などです。
なぜ行事の前後かというと、子供たちはいつもの日常とはちがう「練習」をしなければいけません。
それが子供によってはものすごくストレスになるからです。
- 子供が荒れてきだしたとき
- ルーティンがこなせない
- イライラする
- 物や兄弟に八つ当たり
- 食欲、元気がない
- 学校に行くのをイヤがる
- 行事の前後
かばちゃんが実際に使おうと思ったとき
最近の話でいうと、たいちゃんがどうもクラスで上手くいっていないということがわかったからです。
確かに最近イライラしていることが増え、ルーティンもおろそかになりがち・・・。
なにかあるな、とは薄々感じとっていた私。

最近、休み時間にお話しする子が誰もいない・・・。
なんて話しかけたらいいのかわからないし・・・。
そろそろ難しいお年頃になってくるたいちゃん。
女の子たちも男の子たちも、今までとは違う関係性になってくるもの。
担任の先生に相談するよりは、こういう微妙な心の変化を読み取ってほしい・・・そう思って家庭連携をお願いしました。
どのように支援したらいいのか、また周りの大人はどのような対応をとればいいのか・・・。
またフィードバックをもらったらそちらも詳しくお話したいと思います。
今回は「家庭連携」についてお話しました。
こういうサービスがあることはなかなか知る機会がなかったりします。
積極的に使って、学校や幼稚園、保育園での様子を見てきてもらえるのはとてもメリットのあることではないでしょうか。
そしてなにより、療育の現場のプロからの視点で見て情報を共有してくれたり、環境を整えるためにアドバイスをしてくれる・・・保護者ではなかなかできないことです。

参観日とはまた違う、普段の様子を教えてもらえるよ!!
使ってみようかな・・・と思った人は、ぜひ積極的に使ってみてください!!
今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。
ではではっ!!