どうやってカサンドラ症候群から抜ける?アスペルガー娘と向き合うためにカサンドラ母さんが実践したこと3選。

こにちは、かばちゃんです!!

娘のたいちゃんが自閉症(アスペルガー症候群)だと診断されてから三年たちました。

まだまだ闇は深いけど、少しずつカサンドラを抜けつつあります。

そんな私が実際にやってきて効果があったことを紹介します。

子供がアスペルガー症候群で親がカサンドラ症候群というのはなかなか理解されにくい現状のように思います。

「もっと抱きしめてあげて」

「もっと愛情をもって接してあげて」

そんなことばかり言われました。

そういうことじゃないんだと何度言っても「母親なんだから」という言葉に最後は諦めるしかなかったときは苦しかったです。

【カサンドラ症候群】ってどんなもの?親子間でカサンドラ症候群になった体験談

私がカサンドラ症候群になった理由はこちらからどうぞ。

ひとりの時間を確保した

まず最初に行動したのが、たいちゃんが通うための放課後デイを探しました。

診断がでたのがちょうど冬だったので、年度がかわる春から通えるように大急ぎで探しました。

診断がでたからといって必ず放課後デイに通う必要はありませんが、私の場合とにかく一度離れたかったのもあります。

親子関係がボロボロになりすぎて、危険な状態だったのもありますが・・・。

かばちゃん
かばちゃん

祖父母に預かってもらうこともあったけど、後ろめたい気持ちがあってゆっくり休むことは難しかったです。

放課後デイはこんな風に選びました。

こんなところはやめておけ!!放課後デイの選び方。

参考にしてください。

まずはひとりの時間を確保して、よーくんのお迎えや用事のある時以外はずーっと家でぼーっとしていました。

何にも考えず、ただひたすらにぼーっとする・・・。

回復するには必要なことだったと思います。

カウンセリングを開始した

診断がおりると同時ぐらいに、カウンセリングを開始しました。

これは私が希望したわけではなくたいちゃんの発達検査をしてくれた心理士の先生が必要だと判断してくれ、通うことになりました。

よーくんがお世話になっていたのもあり、割と違和感なくすんなり入ることができました。

その中でも一番キツかったのが「EMDR」というトラウマ治療でした。

「EMDR」とは?

眼球運動による脱感作および再処理法で、比較的新しい治療技法であり心的外傷後ストレス障害 (PTSD) に対する有効性で知られている。

パニック障害、恐怖症、強迫性障害などへの適用も報告されている心理療法である。

詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

これを行うにはかなり下準備が必要でした。

自分の中のパーツたちをみつけ話をし、「安全な場所」という特別な場所をつくり、それから始まります。

当時のことを思い出しながら心理士の先生が左右に振る指を首を動かさず眼だけで追います。

かばちゃん
かばちゃん

かなり感情を揺さぶられるので、終わった後もフラッシュバックがあったりしたよ。

絵本を貸してもらい、夫にも説明しました。

子供に行うときにみせる絵本だそうで、とてもわかりやすい内容になっています。

当時夫はとても心配していましたが、私がフラッシュバックで動けないときも理解してくれ子供や家のことなど率先してやってくれました。

二年ほど通った結果、かなり気持ちも前向きになりトラウマも乗り越えることができ、無事に卒業となりました。

当時の心理士の先生には、今も子供の発達検査などでお世話になっています。

とにかく栄養をとった!!

カウンセリングも卒業し、だいぶ持ち直してきたなと思っていた去年の夏ごろ・・・ひどいめまいに襲われました。

よーくんを出産してから三カ月に一回のペースでめまいはあったものの、漢方を飲みだしてからパッタリなかっためまいが急にやってきました。

しかも結構ヤバイやつで、しばらく立てなくなるほどでした。

さすがに怖くなって耳鼻科で見てもらうも診断は「メニエール病」でした。

メニエール病(メニエールびょう、英語: Ménière’s disease)は、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である。厚生労働省の特定疾患に指定されていたが、特定疾患治療研究事業の対象ではない。2014年(平成26年)成立の、難病の患者に対する医療等に関する法律(難病法)による、厚生労働省の指定難病リストに存在しない(特定疾病から難病法へ移行の際、対象に入らなかった)。疾病名はフランスの医師プロスペル・メニエール(英語版)が1861年に初めてめまいの原因の一つに内耳性のものがあることを報告したことに由来している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メニエール病の詳しい説明はこちらからどうぞ。

お薬を出してもらい、一週間に一度診察に行き、それを三週間続けるも全然よくなる感じがない・・・。

常にフラフラしている状態で、食欲もなくなり余計にひどくなっているような気さえしました。

かばちゃん
かばちゃん

これは本格的にヤバイのかもしれない・・・。

そんなことを思いながらたまたま定期的に行っている針の先生にその話をすると

針の先生
針の先生

・・・それメニエール病じゃないですよ・・・。

まさかの衝撃のひとこと。

えっうそでしょ?!じゃあなんなんですか?!

針の先生によると、腎臓が疲れて肺が弱いために脳に酸素がいかずめまいを起したということらしいのです。

針をうってもらい、肺の鍛え方を教えてもらい、実践するとサッパリきれいに治りました・・・。

それと同時にたんぱく質が全然足りておらず、食事の改善、一日三つの卵、プロテインを勧められました。

それからというもの、肉、魚、卵を積極的にとりプロテインも飲むようになったら体調も徐々に改善していきました。

以外だったのが体調が落ち着くにつれ、子供たちにイライラすることが目に見えて減っていきました。

イライラが減ったらたいちゃんと衝突することも減り、結果的にものすごく楽になりました。

かばちゃん
かばちゃん

「まあ、いっか」と思えることが多くなりましたね。

まとめ

私の場合、とにかく必要だったのが「ひとりの時間」「カウンセリング」「栄養」この三つでした。

抜けつつあることは確かだけれど、まだまだ闇は深く私はたいちゃんとスキンシップをとることがどうにもできません。

求めてくるうちはしっかり答えてやらなければいけないと思う一方で、どうしても気持ちがついていかないのです。

私のように深い闇に落ちてしまう前に、誰かひとりでも行動に移せる人がいたら嬉しいなと思います。

それでも昔に比べればずいぶん抜けてきたと思っています・・・これでも!!

カサンドラ症候群は、なかなか理解してもらうのが難しいです。

少しでも楽に生きられる方法を、これからも探していきたいと思います。

今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。

ではではっ!!

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