こんにちは、かばちゃんです!!
みなさんは、子供に次の行動に移ってほしい時にどのような声掛けをしていますか?
公園に出かけてもう帰る時間の時、おもちゃを片付けてご飯を食べてほしい時、出かけるので用意をしてほしい時・・・。
「もうそろそろ帰ろう」
「今すぐお片付けしてご飯食べなさい」
「お出かけ行くから準備して!!」
とまあこんな感じでしょうか。
私もこんな声掛けをしていました。
ところがです・・・。
この上記のような声掛けでは上手く子供は次の行動に移せませんでした。
「イヤだ!!まだ遊びたい!!」
「片付けなんかしないよ」
「お出かけなんか行かない!!」
こちらの思惑通りになんか動いてくれません(泣)
ここら辺の返答は、イヤイヤ期の定型発達のお子さんでもよくあることですよね。
しかし、発達障害のお子さんの場合はここから激しい癇癪を起したり急に過激な行動にでてみたり・・・となる可能性が高いわけです。
それだけはなんとしても避けたい!!
ということで、ここではそんな時に使えるお役立ちグッズをご紹介します。
そもそもどうして癇癪が起きちゃうの?
次の行動に上手く移せなくても、実はそこだけ見るとそんなに問題じゃなかったりします。
困るのはその後に大きな癇癪を起されて、二時間三時間と下手したら寝るまで永遠と愚図ったり泣かれたりすることです。
ではなぜ癇癪が起きてしまうのか。
それは見通しが上手く立てられないからだと思います。
大人でも次の予定がまったくわからないのに、行先不明のバスに「とりあえず乗って!!いいから乗って!!」なんて言われたら不安になりませんか?
で、無理矢理乗せられてバスに揺られて・・・不安爆発ですよね。
子供だってそうです。
例えば公園で楽しく遊んでいたのに、急に大人からの「帰ります」コール・・・。
「まだ遊べると思っていたのに・・・次は○○して遊ぼうと思っていたのに予定が狂った!!」
「帰ってどうするの?家に帰ってそれからどうするの?」
心の中では大パニックです。
言葉で上手く表現できないから、癇癪という形で表れてしまうのだと思います。
ではどういう対応を取ればいいのか?
- 先に予定を伝えておく、紙に書いてわかるように提示しておく。
- 帰る時間の10分前に声をかける。
- 出かける前は出かける先ですることと出かける時間を提示しておく。
これだけでも全然違います。
でもお子さんによっては、時計が理解できなかったり、読めたとしても「後〇分」というのが理解できなかったりします。
そこでオススメなのがタイムタイマーです。

我が家で使っているのはこんな感じの物です。
控えめに言ってかなーっり便利です。
子供でもパッと目で見て十分がどれぐらいち視覚的に見えるようになっています。
しかも時間が立つとだんだん赤の面積が減ってきて、ゼロになるとタイマーが鳴ります。
非常にわかりやすい!!
たまにカップラーメンの三分を計るのに使ったりしてます(笑)
ただ気を付けなくてはいけないのが、子供もわかってきたら勝手に時間をのばしたりするらしいのですね。
我が家ではなかったことなのですが、対策としては子供の手の届かない場所に置くこと、タイマーが鳴った後に楽しい予定を入れておくこと・・・だそうです。
これは当時通っていた療育園の先生に聞いた対策です。
参考になればと思います。
また、出先までタイムタイマーを持っていくのは面倒ですよね。
そこでお役立ちなのがネズミタイマーです。
時間がりんごの個数で表れ、それをネズミさんがかじっていって最後にチーズを食べたらタイマーが鳴るというかわいい無料アプリです。
公園に行ったときなどは、十分前ぐらいからこれを見せて
「ネズミさん鳴ったら帰るよ」
と声掛けをします。
途中何度か後どれぐらい時間があるのか子供たちが確認にきます。
そしてネズミさんが終わったら本人たちも納得して次の行動に移ってくれるようになりました。

母さんよりもネズミさんの言うことの方が聞くんだね!!
ちょっと腑に落ちないけれど・・・まあいいか、円滑に物事が進むのなら(笑)
たまに病院とかで待ち時間が長い時も

ネズミさん見せて~!!
と言ってきます。
そんな時もお役立ちだったりしますね。
なかなか思うように予定が進まないと、こちらまでイライラしてつい子供たちに怒ってしまったりしちゃいますよね。
そうなるとみんな辛くなってしまいます・・・。
少しでも日々の暮らしが楽になって、笑顔が増えますように!!
今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。
ではではっ!!