自閉症とは?子どもに多い特徴、実際にあったこだわりへの対処法を解説

かばちゃん
かばちゃん

こんにちは!アスペルガー娘たいちゃんと自閉症息子よーくんを子育て中のかばちゃんです。

テレビやネットでも「自閉症」の言葉をよく目にするようになりました。

しかしひと言に自閉症といっても、その特徴はさまざまで、言葉だけではピンとこない人も多いのではないでしょうか?

  • 自閉症ってなに?
  • 子どもにはどんな特徴があるの?

この記事では「自閉症」についてと、子どものときに多く見られる特徴について解説します。

かばちゃん
かばちゃん

でも本当に知りたいのは「具体的な体験談と対処法」だよね?

自閉症とはなにか?病院のサイトや有名な先生が解説している記事はいくらでもあります。

知りたいのは「自閉症についての解説」ではなく、日々の生活。

自閉症の息子よーくんを育てている私が、幼少期の具体的なエピソードと対処法も紹介します。

すぐに実践でき、効果のあった方法ばかりなので、1つでもハマるものがあるはず。

「自閉症」と検索してもでてこない生の声を、みなさんにお届けします。

自閉症とは

自閉症(自閉症スペクトラム障害)は先天的な発達障害の1つで、特徴として

①社会性と対人関係の障害

②コミュニケーションや言葉の発達の遅れ

③行動や興味の偏り

の3つがあると言われています。

LITALICOジュニアより引用

原因はいまだにはっきりしておらず、生まれつきの脳機能障害と考えられています。

またアスペルガー症候群や高機能自閉症など細かく分類されていたものを、1つにまとめて「自閉症スペクトラム障害」と表すようになりました。

たいちゃん
たいちゃん

私はアスペルガー症候群だけど、正式な診断名は「自閉症スペクトラム障害」だよ!

一概にはいえませんが、人とかかわるのが苦手、コミュニケーションが上手くいかない、想像力が欠けるなどの特性をもっています。

よーくん
よーくん

ぼくのこだわりの強さも、特性の1つなんだ。

自閉症の子どもの特徴

自閉症の子どもの特徴といっても、ひと口にこれ!とは表せません。同じ診断名のたいちゃんとよーくんでも、特徴はかなりちがいます。

かばちゃん
かばちゃん

ひとりひとりちがって、当たり前だよね!

一般的によくいわれる特徴と、たいちゃんとよーくんの特徴を紹介します。

一般的な自閉症の特徴

一般的によくいわれている自閉症の特徴です。

  • 目が合わない
  • こだわりが強い
  • 急な予定変更はパニックになる
  • コミュニケーションが苦手
  • 手先が不器用

なんとなく聞き覚えのある特徴ではないでしょうか。

これらはすべての子に当てはまるわけではなく、比較的多くみられる特徴です。

たいちゃんの特徴

続いてたいちゃんの特徴です。

  • 言葉の遅れはない
  • よくしゃべるが、会話にならない
  • ストレートな物言いが多い
  • 冗談が通じない
  • ガールズトークができない
  • 感覚過敏で着る服が限られる

どうでしょう、自閉症といってもアスペルガー症候群の場合はかなり特徴もかわってきます。

たいちゃんには知的な遅れがない分なかなか診断がつかず、長い期間悩んでいました。

たいちゃん
たいちゃん

おしゃべりは大好きだけど、コミュニケーションは苦手なの!

感覚過敏や洋服選びについてはこちらを参考にしてください。

洋服選びは大変?感覚過敏の着替え事情。 感覚過敏の子どもについて知ろう!行動の理由と具体的アプローチ

よーくんの特徴

最後によーくんの特徴です。

  • 幼少期、目が合わなかった
  • 1歳ほど知的な遅れがある
  • 視覚優位(目から入る情報を処理するのが得意)で、口頭指示は入らない
  • 見通しが立たないと不安になる
  • 泣きだすとなかなか泣き止まない
  • 言葉の発達が遅く、理解力が低い
  • 遅延性エコラリア

遅延性エコラリアとは、以前見たテレビの内容を時間をおいて延々と繰り返すなどの行動です。

またオウム返しのことを、即時性エコラリアといったりします。

よーくんは3歳のころに診断を受けたので、当時からわかりやすい特徴がありました。

よーくん
よーくん

エコラリアは今も健在だよ♪

よーくんのこだわりエピソード

ここからはよーくんのこだわりエピソードを紹介します。

かばちゃん
かばちゃん

多すぎて選べないから、今回は幼少期のころにしぼったよ!

対処法もあわせて紹介するので、ぜひ試してみてください。

トミカをまっすぐ並べる

上記のようにまっすぐ並べます。

並べるだけなら困ることもないのですが、問題は並べる場所。

家族が過ごすリビング、しかも並べる順番、並べる場所まで細かくこだわりました。

リビングなので当然邪魔になるし、誰かが勝手に動かしたり、あやまって蹴ったりするともう大変…。

よーくん
よーくん

動かしたら、ダメー!!

癇癪(かんしゃく)祭り、大パニックです。周りにとったらどうでもいいことでも、よーくんにとったら重要なことなんですね。

解決策

そこまでこだわるのなら、家族は邪魔しない!

いろいろ試しましたが、結局これに落ち着きました。

場所を変える、シートで区切るなどの対策をとったものの、場所に強いこだわりがあるよーくん…なかなか聞き入れてはもらえませんでした。

かばちゃん
かばちゃん

だったらもう、こちらが折れるしかない!

無理にやめさせる必要を感じなかったのもあります。

気がすむまで毎日並べた結果、3ヶ月ほどでブームは終わり、今ではトミカを並べることはなくなりました。

よーくん
よーくん

満足したよ♪

ちなみに「そこまでこだわるのなら、家族は邪魔しない!」は他の場面でも使えます。

  • いつも同じ服を着る
  • 散歩のルートは決まっている
  • 飽きるまで同じDVDを何度も見る

どのご家庭でもあるあるな場面です。

かばちゃん
かばちゃん

命の危険がなければ、問題なし!

目が合わない

自閉症児によくみられる「目が合わない」特徴です。結論からいうと、1年もしないうちに改善しました。

当時通ってたOT(作業療法)の先生に教えていただいた方法です。

解決策

興味のあるものを、自分の目線にもってくる。

例えば子どもが好きなお菓子、お気に入りのおもちゃ、手元になにもないときは人差し指を私の目線にもってきました。

よーくんは私がもっているものが気になり、必ず見ます。すると自然に目線が合うようになりました。

かばちゃん
かばちゃん

根気強く続けた結果、今では目を見てお話してくれるよ!

大パニック!トイレトレーニング

よーくんは5歳までおむつ生活でした。

周りと同じようにいかないのはわかっていても、気持ちは穏やかではありません。

かばちゃん
かばちゃん

1番辛かったのは3歳半検診のとき。

おむつ取れてないの、よーくんだけだったんだよね…。

2歳、3歳の夏にチャレンジしたものの、強いこだわりと強烈パニックでお手上げ状態でした。

それでも4歳の夏、今年こそは!と諦めずに再チャレンジします。

声掛け、シール作戦など根気強く働きかけ、朝起きてすぐとお風呂の前だけは成功するようになってきました。

なってきましたが…ここからが進まない。とくに大のほう…泣いて叫んで全力拒否!

療育の先生に相談するも、これといった決定打にはならず。そこで、私が考えた解決策がこちら。

解決策

トイレが成功したら、トミカをあげる。

この方法は賛否両論あると思います。ただ当時トミカに強いこだわりをもっていたよーくんにとって、これほどハマる強化子はなかったのです。

強化子とは
強化子とは、良い行動を増やすものです。
例えば、行動(おもちゃを片付ける)のすぐ後に良いこと(お母さんにほめられる)があればその行動は増えていきます。行動を増やす良いことを「強化子」といいます。

それでもトイレでパニックを起こすことは多々あったので、オイルタイマーを使って心を落ち着けていました。

よーくん
よーくん

トイレ以外でも、落ち着きたいときは使っているよ!

ただ強化子にトミカを買うにあたって、永遠にトミカを要求されるのでは…と少し不安に思っていたのも事実です。

そこで私は、トミカだけを強化子にするのではなく、トミカ+ハグ+べた褒めを意識してやっていました。

強化子を限定しない

トミカだけを強化子にするのではなく、いつでもできるハグ+褒めるも強化子に加え、徐々にそちらに移行していくよう心掛けた。

トイレが成功したからといって、いつでも買いに行けるわけではありませんしね。

かばちゃん
かばちゃん

今は買いに行けないから、ハグしてむぎゅむぎゅしちゃうぞ~?

お腹をくすぐったりしながら、2人で笑いころげていました。今では懐かしい思い出です。

そして、強化子を使った対処法は他にも有効です。

  • おもちゃの片付け
  • 食後の歯磨き
  • 食卓のお皿を下げる
  • はしやコップを並べる

どの行動も習慣化してほしいものばかりです。ぜひ試してみてください。

こちらの書籍に詳しく書かれています。参考にしてください。

クレーン現象

よーくんは言葉の発達が遅かったのもあり、クレーン現象がありました。

クレーン現象とは
なにかをしてほしいとき、言葉で伝えることができないので相手の手を取って引っ張り、目的を達成しようとする行動です。
例えば「絵本を読んでほしい→お母さんの手を取り本棚まで引っ張る」のような行動です。

言葉がなかなかでないお子さんに多いのではないでしょうか?クレーン現象の対処法は当時通っていたOT(作業療法)の先生にしっかり指導していただきました。

解決策

PECS(ぺクス)を使って絵カードでのやり取りを覚える。

PECS(ぺクス)とは
絵カードを使用して、コミュニケーション障害がある人が自発的なコミュニケーションを身につける手法です。子どもに限らず、大人も使用します。

当時使っていたPECSです。絵カードは先生が作ったものと後で私が付け足したものがあるのでバラバラですが…。

生活の中で毎回使用することはできませんでしたが、クレーン現象をやりそうなときにPECSを渡し、絵カードを組み立てるを繰り返しました。

かばちゃん
かばちゃん

今ではしっかり言葉で伝えられるよ!



本気でPECSを使いこなすには

先生からの受け売りではなく、本気で使いこなすにはワークショップを受講することをおすすめします。

オンラインでも受講できるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

Pyramid Educational Consultants of Japan  PECSワークショップはこちらから。

たいちゃんのこだわりエピソード

たいちゃんのこだわりエピソードを紹介します。

よーくんとはまったくちがうタイプのたいちゃんは、同じ方法では対処できません。

ペラペラとよくしゃべる反面会話にならないので、実はたいちゃんの対応の方が難しいと感じています。

かばちゃん
かばちゃん

気づかれにくい女の子の特徴や、対応策をまとめました!

アスペルガー症候群とは?気づかれにくい女の子の特徴や対応策も解説

自閉症といっても、特徴は人それぞれ

自閉症の子どもの特徴まとめ
  • アスペルガー症候群や高機能自閉症もひっくるめて「自閉症スペクトラム」と表現する
  • 目が合わない、コミュニケーションが苦手などの特徴がある
  • 同じ自閉症でも特徴の現れ方は人によってちがう
  • こだわりには要所でグッズを使う

ここまで自閉症の子どもの特徴についてと、よーくんが幼少期のころのこだわりについて解説してきました。

1つでも当てはまるものがあったでしょうか?特徴の現れ方は千差万別、1人として同じ子はいません。

診断名が同じたいちゃんとよーくんでも、特徴は異なり対応の仕方もちがいます。

こだわりをすべて否定するのではなく、上手く付き合っていける方法をこれからも探していきたいです。

かばちゃん
かばちゃん

試して効果があった対処法は、これからもドンドン発信していくよ!

今がちょっとでも「悪くないじゃん!」そう思えるように…。

ではではっ!!

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