アスペルガー症候群の子供ってどんな話し方をするの?対応の仕方3選!!ペラペラしゃべるのに会話にならない件。

こんにちは、かばちゃんです!!

アスペルガー症候群をもつ子供の対応で、困ったことはありませんか?

  • なんだか会話がかみ合わない・・・。
  • 話し方の特徴を知りたい!!
  • どんな対応をしたらいいのかわからない。

こうした疑問にお答えします。

この記事の内容
  • アスペルガー症候群の子供の話し方の特徴がわかる。
  • まわりの対応の仕方がわかる。

この記事を書いている私は、アスペルガー娘と自閉症息子の2人を育てる現役ママさん!!

実体験も交えてわかりやすく説明するので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪

アスペルガー症候群の子供の話し方の特徴

どんな特徴があるの?

  1. ストレートな言い方が多い。
  2. 言われたことを言葉通りに受け取り、冗談や皮肉がわからない。
  3. 人の気持ちを想像するのが苦手で、例え話が理解できない。
  4. 会話がズレてかみ合わない。
  5. 言葉の遅れはないことが多い。
  6. 一方的にペラペラとしゃべってしまう。
  7. 主語がないので何の話をしているのかわからない。

こういった特徴が多いのかなと思います。

なぜなら現在小4のアスペルガー娘たいちゃんにまるまる当てはまるからです。

実際にアスペルガー症候群のたいちゃんといっしょに生活していて、日々会話には苦労してきました。

たいちゃん
たいちゃん

今度の徒歩遠足、遠いのー?

かば太郎くん
かば太郎くん

家から学校より、学校から遠足に行く場所の方が遠いよ。

たいちゃん
たいちゃん

・・・送ってくれないの?

かばちゃん
かばちゃん

・・・はっ?!

これが昨日の会話です・・・これだけ聞いたら意味がわからないですよね。

大丈夫です、私もいまだにわかっていません(笑)

こんな会話が日常茶飯事おこります。

夫かば太郎くんいわく、いつも学校まで送って行ってるから遠足の場所まで送ってくれないの?ということではないか・・・と解釈していましたが、いまだに謎多き会話でした。

ここまで聞いていると、「えっ子供ってそんなもんじゃないの?」なんて声が聞こえてきそうですが・・・。

そんなことありません、というかそんなもんじゃありません。

これは文章で伝えるには少し難しいところがあるのですが、「本質的なところでわかり合えてない」という感覚にずーっと悩まされ続けることになるからです。

伝えようとしていることが本当の意味で伝わっていない、こういう体験を永遠とすることによって私はカサンドラまっしぐら・・・というわけです。

【カサンドラ症候群】ってどんなもの?親子間でカサンドラ症候群になった体験談

こちらも参考にどうぞ。

みんな同じとはかぎらない

ここまでアスペルガー症候群をもつ子供の話し方の特徴についてお話してきましたが、ひとつお伝えしたいことがあります。

それは、みんな同じとはかぎらないということです。

以前は「アスペルガー症候群」と「自閉症」で分類されていましたが、今ではタイプわけをせずに「自閉症スペクトラム」となっています。

ここではたいちゃんとよーくんのタイプが全然ちがうこともあり、よりわかりやすくするために「アスペルガー症候群」と「自閉症」とわけて記述していることが多いですが、実際に2人の診断名は同じ「自閉症スペクトラム」です。

「自閉症スペクトラム」とはひとまとまりの連続しているものという考え方。

アスペルガー症候群だからこうだとか、自閉症だからこうだとかではなく、柔軟にいろんな対応の仕方を試していけたらいいですね。

こうきたらこう答える、対応の仕方3選!!

いろんなパターンがありますが、ここでは我が家に多い会話の対応の仕方を3つ紹介します。

これが正解!!ということではないので、「こんな方法もあるのか~」という見方でご覧ください。

ストレートな物言いには「私は傷ついた」というアイメッセージ

たいちゃんは悪気なくストレートな物言いをして周りの子を傷つけてしまうことがあります。

家ではそれが一番でるところで、主に母である私が被害を受けています。

いくら母親とはいえ私も人間、フツーに傷つきます・・・むしろ傷口に塩をぬられることも日常茶飯事。

かばちゃん
かばちゃん

あ~・・・今の言い方はお母さん傷ついたな。

そんなときは○○って伝えてほしいな。

毎回こう言います。するとたいちゃんは

たいちゃん
たいちゃん

あっ・・・ごめん、わかった気をつける。

そう言って納得してくれることが増えてきました。

もちろん私も怒って言い返してしまうこともあります・・・人間だもの!!

でもできるだけ本人にわかるように伝えることを心がけています。

「こう伝えた方がわかりやすいよね」と具体例を提示する

主語がなく話も急に飛んでしまうため、何の話をしているのかまったくわからないたいちゃん。

そんなときは

かばちゃん
かばちゃん

そういうときは、「○○」じゃなくて「××」と言った方がわかりやすいよ。

「誰が」「どこで」「何をした」って感じでもう一度話してごらん。

「それじゃわからないよ!!」だけではたいちゃんには伝わりません。

できるだけ具体例を提示して、もう一度話を最初から組み立てる練習をその都度するようにしています。

そうすることでたいちゃんも、リアルタイムで気づくことができます。

後で直そうと思っても短期記憶があまり得意ではないので、ピンとこないことが多いです・・・。

余裕のないときは聞き流す

毎回毎回、その都度直すことが大切なのはわかっています。

でも余裕のない時はお互いにイライラしてなかなか上手くいかないもの。

そんなときは、右からきたものを左へ聞き流しています(笑)

アスペルガー症候群をもつたいちゃんとの対話はかなりの消耗戦。

毎回全力疾走してたらこちらが倒れてしまいます。

なので、私も夫かば太郎くんも余裕のないときや忙しいときは華麗にスルーを決め込んでいます・・・。

まとめ

スムーズにいかない会話に違和感を覚えたり、イライラして会話にならなかったり・・・アスペルガー症候群の特性をもつ子供とはなかなか上手く会話ができないことが多いと思います。

「どうしてわかってくれないの?」

「そうじゃないよ、何度言ったらわかるの?」

思わず声を荒げたことは一度や二度ではありません。

それでもなんとか改善策を模索し、我が家に合った方法をいろいろ実践してきました。

対応の仕方を変えて、お互いにちょうどいい距離を探してください。

いつもいっしょにいることが、母親のあるべき姿ではないのです。

あなたが笑顔で過ごすことがイチバンだということを、忘れないでくださいね。

今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。

ではではっ!!

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