こんにちは、かばちゃんです!!
発達障害には「早期発見」と「早期療育」が大切だといわれています。
とはいえ、どれぐらい早い段階からわかるものなのでしょうか。
- アスペルガー症候群って赤ちゃんのころからわかるものなの?
- 実際育ててみてどうなのか知りたい
こうした疑問にお答えします。
- アスペルガー症候群は赤ちゃんのころにわかるのか?
- どんな特徴があるの?
- 実際にアスペルガー娘を育ててどうだったのか?
この記事を書いている私は、実際にアスペルガー娘と自閉症息子を育てる現役ママさん!!
心配がある方もそうでない方も、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
結論からいうと、私にはわからなかった
むしろわかる人なんかいないと思っているぐらいわからなかったです。
知的な遅れがないぶん、自閉症の特徴といわれる「目が合わない」や「名前を呼んでもこちらを向かない」などの症状はまったくといっていいほどありませんでした。
女の子は特に気づくのが遅くなりがちで、実際にたいちゃんも診断がおりたのは小1の冬でした。
女の子が気づかれにくい理由はこちらを参考にしてね!!

- 視線が合わない
- 抱っこしたり、あやしても喜んだり笑ったりしない
- ひとりにされても平気
- ハイハイして後追いすることがない
- 聴覚過敏がある場合は少しの音にビックリして泣く
赤ちゃんのときにわかる特徴としては上記のものがあげられることが多いです。
ただたいちゃんの場合は、まったくといっていいほどこの特徴に当てはまらなかった・・・。
「アスペルガー症候群」は「自閉症スペクトラム」の中の分類のようなものという解釈なので、必然とあげられる特徴も「知的な遅れがある自閉症」に似てくるのかな・・・と思います。

知的な遅れがある自閉症のよーくんには、赤ちゃんのころからの特徴が結構当てはまってたな・・・。
なので、「知的な遅れのない自閉症、アスペルガー症候群」にはあまり関係性の薄い特徴なのかもしれません。
もちろん赤ちゃんのころからなにかしらのサインはでていたのかもしれませんが、たいちゃんには当てはまらず・・・あまり参考にはならなかったです。
でも聴覚過敏や感覚過敏がある場合は赤ちゃんのころから特徴が出る場合が多いみたいですね。
このタイプのお子さんは敏感すぎて「寝ない」ことが多いように思います。
ただこれも難しいところで、感覚過敏や聴覚過敏があるから寝ないのか、そうではなくただただ寝ないのか・・・後からわかって「ああ、そうだったのか」と思うことが多いのではないでしょうか。

たいちゃんが赤ちゃんのころは、今思えばとても育てやすい赤ちゃんでした。
ほとんどぐずらないしミルクの飲みもいい、お腹がいっぱいになればよく眠り、ニコニコと笑う・・・。

ホントにかわいかったな・・・あのころは・・・
唯一気になったとこといえば、ほとんどハイハイをしなかったこと。
お座りの姿勢からずりずりとおしりをすって移動していました。
それも11カ月ごろにはハイハイをしていたし、1歳になるとつかまり立ちをして歩き出しました。
発達にはほぼ問題点は見つからなかった・・・そんな赤ちゃんです。
なので違和感を感じ始めたのはしゃべりだしてしばらくたった2歳を過ぎたころでした。
私が実際育ててみてわかったことは、知的な遅れのないアスペルガー症候群は赤ちゃんのころに発見するのは非常に困難である、ということでした。

ちなみにたいちゃんは1歳半検診も3歳検診も疑われることなくスルーしてきました(汗)
私はたいちゃんを9年間育ててきました。
後悔もたくさんあります、もっと早く気づいていれば・・・もっと早く療育を受けさせてやれたら・・・そう思ったことは一度や二度ではありません。
でも当時の私にその判断ができた?
答えはNOです。
アスペルガー症候群を赤ちゃんのころに発見することは今の知識があってもきっとできなかったでしょう。
それよりももっと後悔していることは、「赤ちゃんのころにもっと、かわいがっておけばよかった」ということです。
不安になる気持ちもわかります、我が子の発達を周りと比べて落ち込む気持ちもわかります、ギリギリの体力と精神力で向き合っていることも知っています。
だからこそ、「今」のこのときを大切にしてほしい。
赤ちゃん時代は一瞬で過ぎて、もう思い出せなくなる・・・そんな風に後悔しないように、「今」の「我が子」を大切にしてください。
「発達障害かもしれない」という将来の不安よりも、「今」を大切に思ってください。
私のように、「あのときもっと・・・」と後悔しない赤ちゃん時代を過ごしてくださいね。
今がちょっとでも、「悪くないじゃん!!」そう思えるように・・・。
ではではっ!!